
「筋トレを続けているのに、なぜか疲れが抜けにくい」・・・そんな感覚はありませんか。
実は、筋肉は「第二の肝臓」と呼ばれているのです。日々、体を鍛え、しぼり込んでおられる方ほど、この話は知っておいて損がないと感じます。その裏側にあるのは、「筋肉と自律神経の連携」です。
こんにちは!自律神経ケアの専門家|足圧セラピストの與那原慶子です。この記事では、筋肉が第二の肝臓と呼ばれる理由と、自律神経がその働きをどう支えているかについて、私自身の体験を交えてお伝えします。
1.筋肉が「第二の肝臓」と呼ばれる3つの理由
肝臓は、食べたものを分解し、エネルギーに変えたり、不要なものを片づけたりする、体の「代謝工場」です。
実は、その代謝の一部を、筋肉も肩代わりしていることをご存知でしょうか。意外にもこの事実はあまり知られていないのです。
①強大な糖(グリコーゲン)の貯蔵庫
筋肉には、糖をグリコーゲンとして蓄える仕組みが備わっています。その貯蔵量は、肝臓よりも筋肉の方が大きいとも言われています。
②アンモニアなどの代謝・解毒にかかわる
運動をすると、体の中でアンモニアという老廃物が生まれます。筋肉は、このアンモニアの処理にも関わり、肝臓の解毒作業を助けています。
③タンパク質やエネルギーの代謝を支える
筋肉は、タンパク質を分解・合成したりしながら、エネルギー代謝そのものを支えるという特性があります。
糖の貯蔵、解毒、代謝・・・これほど肝臓と役割が重なっているからこそ、筋肉は「第二の肝臓」と呼ばれているのです。
2.肝臓と筋肉は、助け合うパートナー
ここまでお伝えした通り、肝臓と筋肉は、似たような役割を担っています。
①助け合うパートナー
肝臓が処理しきれない代謝を、筋肉が肩代わりしています。逆に、筋肉が弱ると、その分の負担がすべて肝臓に集中します。
②肝臓は鍛えられないが、筋肉は鍛えることができる
肝臓は、私たちの意思でトレーニングすることができません。ですが、筋肉は、自分の努力次第で鍛え、増やすことができますよね。この違いに気づいたとき、はっとしました。自分の努力で肝臓の負担を減らせるなら、筋肉を増やすことを継続していきたいと思います。
③脂肪肝の改善策
脂肪肝は、肝臓に脂肪が溜まりすぎている状態です。筋肉量を増やすことは、糖や脂肪を消費する受け皿を広げることにつながり、結果的に脂肪肝の改善策としても注目されています。
肝臓を守りたいなら、肝臓ではなく筋肉を鍛える。私はこの言葉を、自分自身の体験から実感しています。
3.自律神経が乱れると、筋肉も肝臓も守れなくなる
ここで大切なのが、自律神経の存在です。
①血糖値コントロールにおける交感神経のスイッチ
食事をとると血糖値が上がり、体はそれを下げようと働きます。このとき、交感神経がスイッチとなり、筋肉や肝臓に糖を取り込む指令を出しているのです。
②筋肉を動かすことで自律神経を整え、肝臓を守ることにつながる
筋肉を動かすと、この交感神経のスイッチがきちんと働くようになります。結果として、肝臓ばかりに負担が偏ることを防いでくれます。
③筋肉が減ると、自律神経が乱れる悪循環
逆に、筋肉が減ってくると、この指令のやり取りがうまくいかなくなります。自律神経が乱れ、糖の処理が肝臓だけに集中し、さらに疲れやすくなる。そんな悪循環が起こります。
日々きちんと体を鍛えている方ほど、「こんなに頑張っているのに、なぜ疲れが抜けないのか」という壁にぶつかりやすいものです。
「筋トレを続けている」なら、それだけで十分なのではなく、「自律神経を整え、指令をきちんと届けること」も同じくらい大切なのです。
4.筋トレの効果をきちんと活かすために、私がしている習慣
特別なことでなくて大丈夫です。
①湯船に浸かり、血流を良くする
血流が良いと、筋肉に蓄えた糖や栄養がスムーズに巡ります。翌朝の体の軽さが変わってきます。シャワーでさっと体を洗うだけの人がいますが、湯船につかることで、血管が拡張して、巡りがよくなります。
②寝る時間を揃える
自律神経は、規則正しいリズムの中で整いやすくなります。指令がきちんと届く土台になります。
③マスターV4で、自律神経そのものを整える
私自身、毎日V4に乗るようになってから、筋トレしていく中で、体が軽く感じられるようになりました。疲れを感じず、毎日元気に意欲的に活動できています。
自律神経を整える習慣を重ねてきたからこそ、鍛えた筋肉が肝臓を助けて機能していることを感じています。
まずは今夜、湯船に浸かって血流を良くすることから試してみてください。
——愛媛の古民家から、あなたの健康を願って。










