肩こりや首こり、腰痛といった症状は、多くの日本人が抱える体のお悩みのトップ3ではないでしょうか?コリだけでなく、どうして痛みまで生じるのでしょうか?
さらに、頭痛や吐き気まで引き起こして、寝込むほどの症状になる方もいますよね。これらの症状になる大きな要因としては、血行の滞りがあげられます。血行が悪くなると、なぜ痛みが生じるのでしょうか?
こんにちは!足圧セラピストのkeikoです。今回は、体のコリに伴う痛みについてご紹介したいと思います。
こちら見出しです。
まず、理由の一つとして、「発痛物質ブラジキニン」が関与しています。「ブラジキニン」って何?聞きなれない言葉だな~と思われる方も多いと思います。
1.血行と痛みの関係性
血行とは、血液が体内を循環することをいいます。血液は酸素や栄養素を体中の細胞に運び、リンパが老廃物を回収する役割を担っています。正常な血行が保たれている場合、細胞や組織は健康を維持できます。
しかし、血行が滞ると、酸素や栄養素の供給が不足し、老廃物の除去が遅れます。これが細胞や組織にストレスを与え、結果として痛みや不快感を引き起こします。
2.発痛物質ブラジキニンの役割
発痛物質とは、痛みを引き起こす化学物質のことを指します。ブラジキニンはその代表的なもので、血行不良が原因で発生します。具体的には、血行が悪くなると細胞が酸素不足に陥り、その結果としてブラジキニンが生成されます。
イメージ的には、血行不良で細胞への栄養酸素供給が不足すると、細胞がSOSを出して、人間に血行不良を気付かせるためにブラジキニンが生成され、痛みを感じるようになるのではないでしょうか?そう思うと、痛みがあるからこそ、細胞の栄養酸素不足を気付かせてもらって・・・ありがとう!という気持ちになりますね。
ブラジキニンは以下のような作用を持っています:
①血管拡張:血管を拡張させ、血流を改善しようと働く。
②痛覚神経の刺激:痛覚神経を直接刺激し、痛みを感じさせる。
③炎症反応の誘発:炎症を引き起こし、さらなる痛みや腫れを招く。
3.コリと痛みの関係性
肩コリや首コリ、腰痛は、長時間同じ姿勢を続けたり、ストレスがたまったりすることが原因で発生します。これらの状態が続くと、筋肉が緊張し血行が悪化します。
その結果、細胞内で酸素や栄養素が不足し、老廃物が蓄積され、ブラジキニンが生成されるようになります。ブラジキニンの作用により、痛みや不快感が生じるのです。
4.対策と予防性
血行を改善することで、こりや痛みを軽減することができます。以下の方法が効果的です。
①定期的なストレッチ:筋肉をリラックスさせ、血行を促進します。
②適度な運動:全身の血行を良くし、筋肉の緊張をほぐします。
③マッサージ:直接筋肉をほぐし、血行を改善します。
④温熱療法:温かいタオルや入浴で血行を促進します。
血行の改善を心がけることで、ブラジキニンの生成を抑え、痛みを予防することができます。日常生活においても、姿勢や生活習慣に気をつけることが大切です。
肩こりや首こり、腰痛に悩んでいる方は、血行を良くするための対策を実践し、健康な体を維持しましょう。
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